こんな女じゃ勃たねえよ無料立ち読みしてみました。ネタバレ注意です。
「こんな女じゃ勃たねえよ」のあらすじ | ストーリー
女は射精の道具だぜ!女のものはオレのもの!やって欲しけりゃ金出しな!女から女へと渡り歩く住所不定無職のヒモ男、顔とS○Xだけが取り柄のモテモテ駄目人間・デビイ(本名:日出男)参上!騙す男も騙される女も、揃いも揃ってバカ丸出し!? 内田春菊が、漫画史上最低最悪の自己チュー男と、彼に振り回される女達の姿を、皮肉たっぷりに描いたグズグズゆとりヒモ・コメディ。
*******************************
内田春菊先生の達観した境地、、、、
これぞ、春菊マンガ!!
突き抜けていて気持ちが良いです。
これは単なる嫌な男の話ではなく、
バカな女たちの話でもあるのです。
男女の本質はこのようにどうしようも
ないものなのですね。
ダメンズウォーカーってありますが、、、そのたぐいですね。
母性がくすぐられるものなんですよねぇ、、、、、
クズ男って。
離れちゃうと意外とどうでもよくなるもの
なんですけどね。
内田先生の声が聞こえるような気がします。。。。。。
『これを読んでも自分のことだと思わないでしょ?
だから男はこう、女はこうなってしまうのよ、
可笑しいでしょ?』
もはや、図星梅干し、恐れ入り屋の鬼子母神ですよ!!!!!
日出男は絵に描いたようなクズ男、
色んな女の心の隙をついては
金やら何やらを引き出していくのですが、
その生き方はすごく刹那的で破綻してるんです。
「いつまで続けられるんだよこんなこと」
っていうのがなんか、流れてくるんですよね。
売春なわけですから、女にも男にも限界はきます。
どっかそういうところが切なくて危なかっしくて、
でもまたそれも女にとっては
魅力になっちゃってるのが問題ですよね。
「私なら彼を幸せにしてあげられる」
と思わせちゃうんですから。
はたしていつまで通用するでしょうか。
それにしても女の子たちもリアルです。